mayugenoriのブログ

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気にしない事にしてたけどやっぱり体に良くない?(薄々気づいてた)食品添加物について調べてみた

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このページをごらん頂いている方は少なからず普段食べている物が、はたして体に悪い影響がないのか気にされているのではないかと思います。 筆者自身、以前はあまり気にする事は無かったのですが、年齢を重ねるごとに体調が安定しなくなった事、体の事を気遣うようになった事が切欠で食品添加物について調べました。普段口にする多くの物に食品添加物が使用されており、実は食品添加物が、安全だと言い切れるものばかりではなく、体に悪影響が懸念されている物もある事がわかりました。食品添加物=悪い物ではなく、知った上でうまく付き合っていく事を考え、今は少し意識しながら成分表示を見るようにしています。

今回は食品添加物についてまとめました。皆様の参考になれば幸いです。

 

そもそも食品添加物とは?

食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。 

厚生労働大臣が安全性を評価した指定添加物464品目と、法改正前から使用されていた長く食経験のある既存添加物(クチナシ色素、柿タンニンなど)365品目、天然香料615品目、一般に食品として飲食に供させている物であって添加物として使用される104品目などで構成され2020年1月現在で1548品目あります。

 

認可済みなのに危険を疑われる理由?

安全性とその有効性を科学的に評価し、厚生労働大臣が認めたものだけが食品添加物として使用できるように決められていますが、食品添加物の多くは人件費の安い外国で作られています。これらが国産と同じような品質管理レベルで作られていないのではないか、不純物が多いのではないかなど、懸念が指摘されています。

複数の添加物の危険性は未知数

添加物には、もうひとつ別の問題があります。それは「添加物の複合摂取」という問題です。厚生労働省が安全性を認めている添加物テストは単品で行われています。これが複合的に摂取された場合の影響についてはきちんと検査されておらず未知数です。

清涼飲料水に含まれていた『安息香酸ナトリウム』と、酸化防止剤として使われる合成の『ビタミンC』が化学変化を起こし、排気ガスに含まれる『ベンゼン』と同様の発がん性物質が発生することが2006年にわかりました。日本でも自主回収を行うなど騒動となり、以降、その2つを一緒に使うことは世界的にも自粛されています。

また『ソルビン酸』などの保存料を嫌がる消費者への隠れ蓑として、短期間の保存を目的とした『pH調整剤』などの保存料がありますが、その内容はメーカーが独自に複数の添加物を調合して作っているため、その内訳を知る事すらできません。 

中華麺などの防カビ剤として今も使われている『プロピレングリコール』という物質は、ある日、突然、使用基準量が設定されました。それくらい、食品添加物の安全性は曖昧なのです。

食品添加物のメリット

現代の豊かで安定した食生活は食品添加物がある事で成り立っているのも事実です。保存料は食中毒の原因となる微生物の増殖をコントロールすることで、食中毒のリスクを減らし、また保存期間を長くし食品廃棄を減らすことで、食料資源の有効利用を図ることができています。味や香りを良くする甘味料や酸味料、調味料、香料、食感を良くする安定剤、増粘剤など、色を良くする着色料、発色剤など嗜好性を向上させるものもあり、現代の食は添加物無しには維持できません。使用量についても人体に影響の無い程度に規制を設け経済とのバランスを保っています。

食品添加物に決められるADIとは?

食品添加物の使用量の規制、基準値、ADIについては内閣府食品安全委員会が、食品中に含まれるハザードを摂取することによって、どのくらいの確率でどの程度、健康への悪影響が起きるか評価し決定します。

許容一日摂取量(ADI)とは、ある物質について、人が生涯その物質を毎日摂取し続けたとしても、健康への悪影響がないと推定される1日当たりの摂取量のことです。 通常、1日当たり体重1kg当たりの物質量(mg/kg 体重/日)で表されます。ADIは、食品添加物や農薬等、食品の生産過程で意図的に使用されるものの安全性指標として用いられます。

まとめ

食品添加物が現代に必要なものである事は間違いありませんが、体に悪い影響がある添加物があるなら、その添加物はできる限り口にしたくないと言うのが本音です。普段口にする物の多くの加工食品や飲料には添加物が入ってます。10年先の自分や家族の体調がどうなっているか、できるだけ健康でいられる時間を長くする為にまずは調べて、知る事から始めようと思いました。入っている量としては微量だとしても、口に含む機会が多いからこそ、少しでも抑制する意識が必要だと思います。現実的に食品添加物を摂取して現在に至るわけですから、いたずらに心配する必要は無いと思いますが、いつ、危険なものに様変わりするかはわかりませんので不必要なものはできるだけ摂らないようにしたいですね。

 

参考

厚生労働省資料

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/index.html